当院の歯周治療について

2024.12.16

こんにちは!歯科衛生士の藤井です!

 

今日は、当院の歯周治療についてご紹介したいと思います

 

歯周組織には歯ぐきをはじめ、歯根膜セメント質歯槽骨があります。

歯周病は、これらを破壊していく怖い病気です。

歯周検査は、歯周病の状態を把握するためにとても大事な検査です。

歯ぐきと歯の境目の深さを測る、プロービングが主な検査になりますが、

その他に、歯を支えている歯槽骨(あごの骨)の状態をみるのに、レントゲン写真もおとりします。

 

 

 

     

 

プロービングでは、歯周ポケットの深さだけでなく、出血や歯の動揺度もみていきます。

 

 

 

 

初回(初めて来院された日)に1回目の歯周検査を行います

1回目の検査では、その方の大まかな歯周組織(歯ぐきや歯槽骨など)の状態を把握するために

行います。

その他、初めて来ていただいた際にはレントゲン写真もお撮りします。

 

そして歯ぐきの状態が分かったら、まず歯石取りを行います。

ここでは、縁上と言われる歯ぐきより上の部分に付いている歯石や汚れを取っていきます。

 

歯石を取った後は、数日(だいたい1週間ほど)間をあけます。

 

そして、2回目の歯周検査を行います。

ここでは、縁上(歯ぐきの上)にあった歯石によって見えにくくなっていた縁下(歯ぐきの溝の奥底)に溜まっている歯石が

ないかどうかを確認するために行います。

歯石が溜まっていると、歯ぐきの腫れや出血がまだ見受けられます。

歯石取りをしても、そういった症状がある患者さんは縁下歯石が溜まっている可能性があります。

 

この2回目の検査によって、炎症がまだある箇所や歯石が溜まっている所はスケーリング・ルートプレーニングと言って

専用の器具を使い、細かい歯石や汚れを取っていきます。(SRPといいます)

 

 

全体の細かい歯石等が取れたら、3回目の歯周検査を行っていきます。

ここまでで、歯周病が軽度~中等度くらいの大半の方は炎症が改善すると思います。

 

ただ、歯周病の状態が中等度~重度の方は、場合によって外科の歯周治療が必要になります。

歯茎をめくって、歯の根元の奥底に付いている歯石を取る治療です。

詳しくは、またお話しようかと思います。

 

歯周治療は、患者さんのお口の中によって変わります。

2回目の検査の段階でSRP~の処置が必要ない方ももちろんいらっしゃいます。

逆に外科処置までする患者さんもおられます。

 

それを確認するために、レントゲン写真や、歯周検査というのは重要な指標となります。

流れを見られて、何回検査するのと思われた方もいらっしゃると思いますが、、、

 

歯周ポケットを測るのって、ちくちくいたいですよね

私も苦手ですが、自分の歯は大切なので歯周病にならないように、定期的に検査はしたいなと思っています。

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