フロス

こんにちは!歯科衛生士の増野です。
突然ですが、皆さんはフロスの正しい使い方をご存じですか?

先日、患者様とフロスの使い方についてお話をしていた際に
「フロスって、そんな使い方があったんですね!」とお声を頂きました。

フロスの正しい使い方をご存じの方が、意外と少ないのでは?と思い
今回はその使い方について、お話していきます(指に巻くタイプのフロスです)
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【巻き方、持ち方について】

まず、長さは肘くらいまで
取ってください。
    ↓
    ↓
    ↓
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両端を、人差し指でつまみます。
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くるっと、手首を折り返して中指の裏にフロスを持ってきます。
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このようにしながら、中指にフロスを巻いていきます。
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きつく巻きすぎると、指が圧迫されてしまうので注意してください
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これくらい幅を残して、人差し指の腹にのせて
歯と歯の間に通します。

巻き方・持ち方は以上になります。




後は、フロスを通して、歯面に添わせるようにして上下に動かします。
ポイントは、この「歯面に添わす」ことです。




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このように、間の汚れをおとすだけでなく
歯の面についた汚れも落とすことが大切です!

横の図のように、フロスは一本の糸ではなく、
細かい糸が繊維状となり、連なっています。
歯面に添わすことによって、この毛束が、歯面の汚れを
うまくかきだしてくれます。



       このように、フロスには正しい使い方があります!
       みなさんも是非、フロスをうまく活用して
      虫歯や歯周病を予防していきましょう!