歯がしみるのはなぜ?
2024.03.18
こんにちは!歯科衛生士の加藤です
今年度は雪が降る日も少なく、暖かい日が多いですが3月に入って寒い日も増えてきましたね。
寒くなるとよく歯がしみる、水を飲むと歯が痛い!といったことが起こりやすくなります。
ではなぜ歯がしみるのでしょうか。
歯がしみる原因はむし歯や歯周病だけでなく、歯茎が下がって根面が露出することによる【知覚過敏】があります。
歯茎が下がる原因としては歯周病や年齢を重ねるとともに、歯ぎしりや食いしばりによるもの
歯ブラシの当てすぎなどがあります。
歯はエナメル質・象牙質・歯髄という3つの構造に分かれています。
エナメル質は硬くて丈夫ですが根本の部分は本来歯茎で覆われているので
エナメル質のコーティングがなく象牙質という部分が見えてきます。
象牙質には『象牙細管』という管があり、熱い・冷たい・歯ブラシがこすれる刺激などを歯髄に伝えてしまいます。
(歯髄とは歯の神経といわれる器官です)
それによって痛い・しみると感じるのが知覚過敏です。
歯茎が下がることへの対応としては様々ありますが、磨く力が強い方は力を抜いてブラッシングすることが大切です。
150~200gの優しい力で歯垢は取れるといわれてます。
歯周病の方は歯石などを取る歯周治療を、歯ぎしりが強い方はナイトガードを作るなどがあります。
しかし一度下がってしまった歯茎は元に戻りません。
そこで知覚過敏への対策でオススメなのがまず歯磨きペーストを試してみることです。
当院で取り扱っている【メルサージュヒスケア】は硝酸カリウムという成分が刺激に対する伝達をブロックしてくれたり
乳酸アルミニウムという成分が象牙細管の穴を一時的に塞いでくれる効果があります。
使い続けることによって知覚過敏を軽減してくれます。
またフッ素も高濃度で入っているのでむし歯予防にも効果があり
ステイン(着色)を除去してくれる成分も配合されています。
この歯磨きペースト1本で知覚過敏・むし歯予防・着色除去の3つの効果があり一石三鳥です(笑)
味もマイルドで使いやすいと思います
もちろん歯磨きペーストを使用しても、痛い・しみるのが軽減しない方もいらっしゃるので
そのような方は治療が必要になるかもしれません。
どちらにしても痛い・しみると感じたまま食事をするのは辛いと思いますし
むし歯か歯周病か知覚過敏かご自身で判断するのは難しいかと思います。
まずは気軽に歯科医師・歯科衛生士にご相談ください
最後に・・・
今日はいちご狩りに行きました
私のお気に入りはかおりのです!
みずみずしくて甘くて酸味も少なくとても美味しかったです
今年あともう1回は行きたいと思います
豆知識として、いちごには利尿作用があるためトイレが近くなります
みなさん気をつけてくださいね
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