歯を磨く時の力 

皆さんこんにちは!
歯科衛生士の増野です

梅雨が本気をだしてきたこの数日、、、
すごい雨でしたね
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さて、今回はオーバーブラッシングについて
お話します

オーバーブラッシングとは、力強く磨いてしまうことです!
皆さんは普段の歯磨きの際、磨く強さはいかがですか?
結構強く磨いているかもという方、
少なくはないと思います
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オーバーブラッシングが良くないのには、歯ぐきを痛めつけてしまうからです。(左の写真)

歯ぐきが下がってきたり、傷口から細菌が繁殖したりすると、痛みの原因につながります。

歯ぐきが下がると、歯の根っこの部分が露出し
冷たいものがしみてきたりします。

せっかく健康な歯ぐきなのに、不適切な磨き方で
歯ぐきを傷つけてしまうのはもったいないですね
主な原因は力加減です。過度な力で磨いていると
歯ぐきは柔い組織ですので、傷つけてしまいます

適切な力での磨き方を身につけましょう!
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まずは、歯ブラシの持ち方です。

上の二種類の持ち方をみてください。

左のペングリップという持ち方は、その名の通り
ペンを持つようにして歯ブラシを持ちます。
この持ち方は、比較的力が入りにくく、適度な力で
磨く事ができます。

右のバームグリップというのは、手のひらで歯ブラシを握るようにして持つ持ち方です。
こちらは、かなり力が加わりやすい持ち方です。

皆さんはどちらの持ち方でしょうか?
あとは、力加減です。
おもに適切な力加減は150~200gm程度です。
どれくらい?とイメージしにくいですね

うちのスタッフにきいてみたところ、
手の甲に当ててくすぐったいくらいの力 とのことでした!
お家で試してみてください!

皆さん、力加減もう一度意識してみてくださいね!
それでは、失礼いたします