★シーラントについて

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こんにちは!かもしま歯科の歯科衛生士の加藤です
今日は【シーラント】についてご説明します

乳歯と永久歯がへ変わる時期(歯の交換期6~13歳)はむし歯になりやすい時期ですが、
特に歯の溝(裂溝)の部分がむし歯になりやすく
注意が必要です

そこで、歯の溝をプラスチック樹脂の一種で埋めることによって
むし歯にならないようにする予防法があり
それを【シーラント】と言います

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溝の部分はこのように食べかすが詰まりやすく、歯ブラシの毛先も届きにくいのでムシ歯になりやすい場所です
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シーラントで歯の溝を埋めてあげることによって、食べかすや細菌が溝に入るのを防いでくれます
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当院で取り扱っているシーラントは、フッ素をはじめとする6種類のイオンが持続的にリリース(徐放)してくれます★
またフッ素入りの歯磨きペーストや歯磨きジェルを使用することで、シーラントがお口の中のフッ素をリチャージ(取り込み)します
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手順としては、まずシーラントをする部分をブラシで磨きます。その後は画像のように進めます
①プライマーといってシーラントを接着しやすくするものを塗布します
②5秒待ちます
③乾燥させます
④シーラントを塗布します
⑤光を当てて固めます

最後に嚙み合わせなどの確認をし研磨(表面を磨く)をして終わりです


上下左右の乳臼歯と6才臼歯で計12本の歯にシーラントをします(6才臼歯がまだ生えていないお子様も、もちろん適応です)

シーラントをしてお子様のむし歯の予防をしましょう