清涼飲料水について

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こんにちは!歯科衛生士の増野(ましの)ですだんだん、暑くなってきましたね!

年々、気候変動が起きていて今年の夏はどこまで気温が上がるのか心配です

 

さて、暑くなってくると心配なのは熱中症脱水症状です。

こまめな水分補給や塩分補給が欠かせませんね。

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そんな中でも、気をつけていただきたいのが清涼飲料水の糖分です。

 

基本的にそれぞれの糖分は以下の通りです。


炭酸飲料水500ml:4065g/角砂糖1016個分相当)

 

缶コーヒー190ml:213.5g(角砂糖13個分相当)

 

スポーツドリンク500ml:2034g(角砂糖58個分相当)

 

果汁100%ジュース500ml:5060g(角砂糖1215個分相当)

 

食事以外で1日に摂取してもよい糖分は1日の総カロリーの5%程度が望ましいそうです。平均的な大人の場合、25g程度となっており、500mlの炭酸飲料や100%ジュースを飲んでしまうと、たった1本で1日の必要摂取量を超えてしまいます

世界保健機関(WHO)より

 

参考文献https://www.aquaclara.co.jp/lifehack/healthcare/016/
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糖分の取りすぎには、身体にも良くないですが歯にも良くありません!

 

歯というのは、食事をすることでお口の中が酸性に傾き、虫歯になりやすい状態になります。

飲み物に含まれる糖分でもそれは起こります。

 

熱中症対策のための水分補給は、こまめに行う必要がありますが、スポーツドリンクやジュース等には糖分が含まれるため、頻回に行うことで虫歯になるリスクが高くなります!


図)  日本ヘルスケア歯科研究会 https://healthcare.gr.jp/guest/ab4/ab43a.html

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なので、なるべくお茶や水などで水分補給をすることをお勧めします。

またコーヒーは、カフェインにより利尿作用があるため脱水症状を起こしやすいです!

水分補給にはなりますが、注意が必要です。

歯に対しても着色や、甘いコーヒーは虫歯になりやすいので、量と時間を決めて飲みましょう!



 


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熱中症は怖いので、皆さん十分気を付けてくださいね
それでは、失礼いたします